年齢別プログラム

成長に合わせ、一人ひとりの挑戦をサポート

子どもたちのニーズや興味は、成長とともに変化します。だからこそ、イングリッシュアドベンチャーでは年齢別にプログラムを構成し、それぞれの成長段階に合わせた、安全で質が高く、楽しいキャンプを提供します。キャンパーたちは年齢ごとのチームに分かれ、担当スタッフがお子様の個別のニーズをサポートします。多くのアクティビティでキャンパーは年齢ごとに分かれますが、年齢の異なるキャンパーたちといっしょに楽しむ機会もたくさんあります。

どの年齢の子どもたちも大好きな、ハイキングやキャンプファイヤー、ゲーム。一度体験したアクティビティも、成長しリピーターとなってまた翌年キャンプにもどってくれば、また新たな経験として満喫することができます。初めてのハイキングで苦労した低学年キャンパーも、体力がついてくると、仲間といっしょに歩くことを楽しめるようになるでしょう。はじめてキャンプに参加してキャンプソングを覚えたキャンパーは、次のキャンプではソングリーダーとなってみんなをひっぱることができるでしょう。

年齢別のアクティビティでは、成長のステージに合わせたチャレンジに取り組むことで、満足感と達成感が得られます。高学年キャンパーにとってはスリル満点で楽しくチャレンジできるオーバーナイトハイキングなども、年下のキャンパーにとっては難しいかもしれません。年齢別プログラムで、そのときにぴったりなアクティビティに取り組めるほか、学年が変わって次回キャンプに参加したときにできるアクティビティがわかれば、キャンプに戻ってくることがますます楽しみになるでしょう。

プロのスタッフが、それぞれのキャンパーの能力と適性を見ながらサポートします。たとえば低学年キャンパーがハイキングの荷物をまとめるのに苦労していたら、やさしく指導します。それに対して、高学年キャンパーならば自分でできることが前提となりますが、もちろん出発の前には必要なものがすべてそろっているかチェックします。キャンパーが成長するにつれ、自立の心を育て積極的にチャレンジに取り組めるよう、私たちスタッフが支え、働きかけます。時間が経つにつれ、キャンプでの日々により大きな責任をまかされ、そのこと自体もキャンパーにとってのやりがい、そして思い出となるでしょう。


小学校1・2年生:丁寧なケアで、キャンプでの成功体験をサポート

もしかしたら今回がキャンプ初参加かもしれませんし、チームに友達がいないことで不安になっているかもしれません。低学年キャンパーにまず必要なのは、その場に安心感を得て、チームリーダーを信頼できるようになることです。家族と長期間離れて過ごすのも初めてかもしれません。一人で楽しめるかな? 身の回りのことは? このグループは、低学年キャンパーがこういったチャレンジを乗り越え、めいっぱい楽しむためのサポートができるようトレーニングを受け、ぜひ力になりたいと願うスタッフが担当します。

目標:

  • 安心感を得る
  • 仲間をつくる
  • スタッフに温かく見守られつつ、家族から離れた生活を楽しむ
  • 伝統的なキャンプのゲームやアクティビティを楽しむ

アクティビティの例:

  • クラフト
  • キャンプソング
  • ネイチャーゲーム、フィールドゲーム
  • ハイキング

小学校3・6年生:より大きなチャレンジで、自信が身につき、もっと楽しい!

3年生から、キャンパーはより大きな課題に挑戦します。このグループには、スタッフが見守る中、安全に配慮したアクティビティを。新たな発見に、胸を躍らせるような体験ができるでしょう。また、自然の中で自らをナビゲートするツールの使い方を学ぶなど、よりチャレンジングなアクティビティにも挑戦します。もちろん、このグループにもキャンプ初参加のキャンパーがたくさん。すぐに仲間をつくりキャンプ生活になじめるよう、スタッフが個別にケアします。

目標:

  • 冒険を楽しむ
  • 自分の限界を試し、自信をつける
  • キャンプ生活の中で意思決定を行う
  • コミュニティの一員であることを自覚する

アクティビティの例:

  • コンパス・オリエンテーリング
  • ボルダリングとカヤック
  • 湖での遊び

中学校1~3年生:冒険を通じて、リーダーシップとコミュニケーション能力を育てる

高学年キャンパーには、自分の限界を試すような、集中力を要するアクティビティを。また、キャンプ運営により大きな責任を持ち、積極的にかかわる姿勢が求められます。このグループは、グループとしての意思決定がカギとなるアクティビティを用意しています。キャンパー自らがリーダーシップをとり、チームメートの意見に耳を傾け尊重しながら、自身のアイデアを表現できるようになることを目指します。

目標:

  • さらにチャレンジングでエキサイティングなアクティビティを楽しむ
  • アウトドアを満喫するためのスキルを身につける
  • リーダーシップとチームワークの両方を育む
  • コミュニケーションのスキルを磨き、意見やアイデアを伝えられるようになる

アクティビティの例:

  • オーバーナイトキャンプ
  • 星空の下でテント泊
  • リーダーシップトレーニング

イングリッシュアドベンチャーの姉妹組織「特定非営利活動法人みらいの森」は、児童養護施設で暮らす子どもたちへ、将来の道を切り拓くきっかけを与えるアウトドアプログラムを提供しています。子どもたちの未来を変える活動を、ぜひご支援ください。詳しくはNPO法人みらいの森のホームページへ。